中津川市の行政書士日本全国対応の行政書士です
 


インターネットショップをあらゆる面でサポート致します。

このページは2003年6月に記述したもので、インターネットの世界では、もはや古い情報になっております。
遠山行政書士事務所では、2008年9月にネットショップ支援の専用サイトを立ち上げました。
どうか「中小企業のためのホームページとSEOの売上向上塾」をご覧下さい。

  • インターネットショップの現状
    普段インターネットを利用している方は、インターネットがいかに便利かを説明するまでも無いでしょう。
    自宅にいながら旅行の予約をしたり、欲しい商品があれば価格を比較しながら、最も安いホームページへ注文をして、翌日には入手できたりします。


    しかし、いざ自分がインターネット上で商売をしようとすると、利用する時の便利さからは想像も出来ないくらい、シビアな現実が待っています。


    インターネットでショップ(以下ネットショップ)を開いて、最初に遭遇する関門は、せっかく作ったホームページに訪問者がほとんど来ない事です。脅しではありません!!。本当に誰も見てくれないのです。
    当然ながら、メールも来なければ注文なんて入る訳もありません。


    皆さん自身が、ホームページを探す時は検索エンジンを使うと思います。検索エンジンも数多くのサイトがありますが、圧倒的に有名で利用率が高いのは何と言ってもYAHOOです。これはインターネットでのイエローページの役割を果たしていると言っても過言ではないでしょう。
    それでは、YAHOOに皆さんが作成したネットショップを登録すればいいじゃないか?と思われますよね。


    しかし、YAHOOに登録してもらうには、YAHOOの審査を受けねばなりません。実はこれがとても厄介なのです。
    1998年までは、YAHOOは申請のあったホームページは、ほぼ無条件で掲載していました。
    ところがそれ以後は、サーファーと呼ばれる審査員の厳格な審査を通らないと掲載されなくなりました。一説には申請されたホームページがYAHOOに掲載される確率は5%〜10%程度だそうです。
    つまり、日本中で作られるホームページの上位1割に入らないと、YAHOO掲載はおぼつかないのです。
    通常はホームページを何度も作り直して、申請を繰り返し、無事に掲載されるまで1年くらいはかかるようです。
    このあたりの事情はYAHOO登録大作戦というサイトに詳しく解説されています。


    それでは、ネットショップを試行錯誤しながら作り直して、ようやくYAHOOに掲載されたとしましょう。これで安定した訪問数が得られるかと言えば、答えは「NO」です。
    ジャンルにもよりますが、YAHOO掲載直後のネットショップの一日の訪問者数はせいぜい5人〜20人程度です。
    しかも、インターネットでの平均的なネットショップの購買率は、来客数の1%程度です。つまり、100人に1人しか買ってくれません。
    この絶望的な状況で、売上を作るのは至難の業です。
    (ネットショップで黒字なのは全体の5%に満たないという説もあります。)
    現実の商売とネットショップのどちらが厳しいかと問われれば、私は間違いなくネットショップの方が数倍厳しいと即答します。


    インターネットは利用者として参加すれば、便利で楽しいものですが、ネットショップ運営者として参加すると、全く別の側面を目の当たりにすることになります。
    それは、辛くて厳しい暗闇に独り取り残されたような虚無感を味わうことになるでしょう。



  • ネットショップは何故厳しいか?


    現実に店舗を持って商売をするとしましょう。
    それには多額な資金が必要ですが、開業して商品を揃え、チラシを打てば、ある程度の集客は見込めるでしょう。
    少なくとも100人来店して1人しか買い上げが無かったなんて事は無いと思います。


    実際に店舗を持つまでには資金が必要ですし、周到な計画も必要です。実際の店舗所有者は、それらの課題をクリアして本腰で商売に挑まれているでしょう。


    しかし、ネットショップ運営者は、ネットショップ立ち上げまでの費用がほとんどかからない分、どうも安易な気分で参入されている傾向があります。
    YAHOOにも掲載されないネットショップを訪問すると、商品説明もロクに記載されておらず、注文方法も定かでないようなサイトが目立ちます。
    「とりあえず費用はかからないから、ネットショップでもやってみるか」というオーナーさんがみえれば、やる前から結果は見えています。と言うより、やるだけムダです。


    もちろん、真剣に取り組まれているネットショップのオーナーさんも多いでしょう。でも、一向に来客数も売上も増えないと言う悩みは付きまとうと思います。
    なぜ、こんな現象が起きているのでしょうか?。
    インターネットは「誰もが自由に情報発信の出来る楽園」ではなかったのでしょうか?。


    それは、インターネットの爆発的普及が多いに関係しています。1998年以前は、ホームページの数も現在よりは少なく、企業や個人がホームページを作ったという事だけで注目を浴びていた時期でした。
    それがホームページが爆発的に増殖した事によって、ソコソコの出来のホームページでは埋没してしまうようになりました。つまり、相当に目立つことをしないと、注目を浴びることは出来なくなったのです。


    そこでネットショップが生き残りを賭けるには、二つの方向性があると思います。



  • 広告に命を賭けるか、コンテンツに命を賭けるか?


    一つ目の方向性はネットショップの広告に全力を尽くすという事です。
    現実世界で広告をする場合に、無償の広告と有償の広告の差を考えて見て下さい。
    無償の広告は自分で作ったチラシを駅前で配るようなパターンです。有償広告は新聞折込チラシを入れたりテレビCMを利用するというようなパターンです。
    どちらが爆発的に効果があるかは、書くまでもないですね。

    実はインターネットの世界でも、無償広告の効果はほとんど無くなってきています。掲示板へ宣伝を書き込んだり、メルマガの無償宣伝などは、誰も相手にしません。みんな、そんな宣伝(SPAM)には食傷気味なのです。


    それでは、有償広告とはどんなものでしょうか?
    YAHOOやGoogleで特定キーワード検索をかけたときに、検索結果の上の方に別枠で表示されているサイトが並ぶと思います。
    それがアドワーズ広告などを利用した有償広告の一例です。



    もう一つの方向性は、ネットショップのコンテンツ作りに真剣に取り組むと言う基本を徹底する事です。
    ただ単に商品を並べて値段表示するだけではなくて、商品への思い入れや効能などを「これでもか!!」というくらいにマニアックに書き連ねる事です。
    これは売上向上相談所のサイトで、「これでもか!!」というくらいに詳細が書かれています。私があれこれ言うよりも、数万倍雄弁に語られてみえますので、気合を入れて読みにいかれる事をお勧めします。
    ハッキリ言えば、このサイトさんのテキストを読むのに挫折するようでは、コンテンツ充実路線は諦めた方がいいです。
    この路線でいく場合には、メールへの敏感な反応とマメなコンテンツ追加が必須なので、かなりの確率で睡眠時間を削る羽目になります。
    まさに命がけのコンテンツ追加という毎日になります。
    (私も毎日の内容証明の作成作業の合間にメールの返事をして、更にコンテンツ追加を行うという過酷な試練に、結構疲れ果てる事が多いです。)


    あと検索エンジン対策(SEO)なども声高に叫ばれていますが、これは枝葉末節かと思います。
    広告に費用をかけて集客を図り、それ以上の売上を上げてペイさせるか、肉体の限界までコンテンツ追加を図って魅力的なサイトを作りつづけるか、その選択肢になるかと思います。





  • 当事務所のネットショップ支援


    私がネットショップオーナーの皆さんのお手伝いを出来そうな事を並べてみます。


    商取引上のトラブル相談
    債権回収や不法行為に対する対策など、お困りの法務問題のご相談に応じます。


    予防法務
    ネットショップを経営していると、悪徳マルチ商法業者が近寄ってくることも多いです。当事務所とカウンセリング契約を結ぶことにより、悪徳業者への魔除けとなります。(笑)
    もちろん、商取引全体のご相談応じます。


    これらのご用命やお問い合わせがありましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。

 


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