スパムメール対策
7月7日は七夕の日です。彦星と織姫の年に一回のデートの日ですが、そんなロマンティックな気分とは無縁な迷惑メール(スパム)の話題です。
インターネットメールや携帯メールを利用している方なら、そうしたスパムメールに腹立たしい思いをされたことはあると思います。私もインターネット利用暦が浅い頃に、掲示板に自分のメールアドレスを記入したことがあるのですが、そのメールアドレスにはスパムメールが次々と入り困惑したことがあります。
メーラーの受信拒否設定を行っても、次から次へと新しいスパムメールが届くので、仕方なくそのメールアドレスを放棄しました。
中にはご丁寧にウィルス付きのメールを送ってくる輩もいました。そういう苦い体験をしているので、このホームページにはメールアドレスを記載しておらず、お問い合わせフォームのシステムで運用しております。悪しからず、ご了承ください。
ところで、迷惑メールのことを、よくスパムメールと言いますが、この語源を調べてみました。まず、EXCITE翻訳のページで「SPAM」の辞書検索を行いました。結果は下記のとおりです。
Spam /spm/【商標】 スパーム 《豚肉のコンビーフ風の缶詰》.
これでは意味不明ですね。豚肉の缶詰が、なぜに迷惑メールと関連するのか???。
もう少し調べようと思い、迷惑メール撲滅私的調査会さんのページを探し回ってみました。そこで見つけた「SPAM」の語源が下記です。
spam(スパム)の語源
インターネット上で集めた情報によればspam(スパム)の語源(の一説)は米国の缶詰商品SPAMであり、それが「迷惑」と結びつけられたのはSPAMを扱った英国のコメディコントからだそうです。
どのようなコメディかというと、レストランに入った夫婦がSPAMばかりのメニューに関して店の人と言い争っているうちに、控えていた合唱団が「SPAM,SPAM」と騷ぎだし、とうとう会話が出来なくなる、そのようなものだそうです。
どうやら豚肉缶詰商品のSPAMの過剰宣伝?に困惑するというコントが、一方的広告メールと結びついて、スパムメールと言われるようになったようですね。
缶詰のSPAMは、このおかげで国際的知名度が高まりましたね。(^^;
迷惑メール撲滅私的調査会さんでは、スパムメールを無視するという消極的抵抗ではなく、積極的にスパムメールを拒否するという意思表示をすることによって、スパムメール発信業者に圧力をかけることを提唱されてみえます。スパムメールのヘッダ解析ツールなども装備されて、通報先を具体的に紹介するという、至れり尽せり状態です。ご一読をお勧めします。
なお、スパムメール規制の根拠法である迷惑メール防止法が記載されている総務省のページもリンクしておきます。
2003年7月7日 遠山桂
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