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平成18年 岐阜県中津川市蛭川のキネフリ祭り

当事務所の所在地である蛭川(ひるかわ)では、毎年4月16日に近い日曜日に杵振り(キネフリ)祭りが開催されます。
これは岐阜県の指定無形文化財であり、この地区の伝統的な行事です。
普段は人口が4千人に満たない過疎地域ですが、この日ばかりは一時的に人口が10倍近くに増えます。
祭りの開催地である安弘見(あびろみ)神社は、大混雑となります。


このようにカラフルな装束に身を包んだ50人の踊り子達が、杵を振り回しながら勇壮な踊りを披露します。
元々は雨乞いと豊作を祈願する祭りで、踊り子は地元の24歳以下の男子です。
50人が列を作って踊る様は幻想的です。 太鼓と笛の軽やかなリズムが心地よいですね。


これは安弘見神社の境内に登る様子です。今年は桜の開花と重なったので、見応えがありますね。


これはどこの祭りにもかかせない獅子舞です。
この獅子には20代後半〜40代位の男性が入るのですが、酔っているので危険です。
近寄ると怪我をします。
獅子舞の当番地区は毎年変わるのですが、僕も昨年はこの中に入っておりました。


一度、神社まで登り詰めた踊り子達は、休憩を挟んで今度は降りて来ます。
先頭は赤鬼と緑鬼で、福助、神主、踊り子、獅子舞と続きます。
この鬼達の持つ柄杓(ひしゃく)で頭を叩かれると、一年間健康で過ごせるという言い伝えがあります。


下りの踊り子達です。そろそろ疲れもピークです。


同級生の林君です。消防団で祭りの警護中。独身貴族です。(後日談ですが、目出度く結婚されました)


豪勢な飾りを背負った花馬です。馬は力持ちですが、この花飾りは激重ですね。


花馬が鳥居をくぐろうとすると・・・


ご覧のように花をもぎとる人々が殺到し、修羅場と化します。


大人が取った花を貰った子供達。良かったね。


最後は餅投げでフィナーレ。今年は市長も餅投げに参加されていました。

2006年4月16日  遠山桂

 


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