万博に早く入場して、人気パビリオンの当日予約を
平成17年5月2日(月)に、愛知万博へ行って来ました。
ゴールデン・ウィーク期間なので、入場者数は14万人を超えていたようです。
日立館など人気パビリオンを見学したかったので、早朝から出掛けました。
本当は事前に入場券を確保したかったのですが、地元のJTB窓口では既に入手不可能でした。仕方なく入場引換券を買ったのですが、これが全く意味がありません。
入場引換券ではパビリオンのインターネット予約は出来ないし、何より入場当日にチケット購入窓口に並ばなくてはなりません。
入場門には並べずに、当日券の購入者と一緒にチケット購入窓口に並ぶのは、何だか割り切れない気分です。
本来なら早朝から北口ゲートに並んで、開場と同時に日立館の当日予約端末を目指したかったのですが、入場券を引き換えする時間的ロスを考えると、大混雑する北ゲートに並ぶのは諦めました。
そこで、入場者の少ない瀬戸ゲートに並んで、ゴンドラで北ゲート付近に移動することにしました。瀬戸ゲートには午前7時位に着きましたが、ここに並ぶ人は少な目です。(瀬戸ゲートからの入場者数は、1日に1,000人程度のようです。北ゲートとは一桁以上違いますね。)
瀬戸ゲートでは、係員の方が「北ゲートへの移動は、徒歩の時間も考えるとシャトルバスの方が早いですよ。10分くらいで移動できます。」と教えてくれました。
連休期間中は定刻より20分早く開場して、8時40分に瀬戸ゲートが開きました。手荷物検査を終えて、シャトルバスに乗り込みました。
そして、日立館に辿り着いたのは午前9時15分でした。
ああ無情の日立館
開場から僅か35分でしたが、既に日立館の当日予約は終了していました。
隣のトヨタ館などは、既に整理券配布も終えて、この時点での当日入場の道は閉ざされていました。
仕方なく、当日予約は諦めて、日立館の行列に、そのまま並びました。アナウンスでは「4時間待ち」と言っていました。
しかし、実際には2時間ほどの待ち時間で日立館に入場できました。
ゲーム・ボーイのような小型無線端末を渡され、希少動物の動画や基礎データを閲覧する仕組みでしたが、無線でのデータ受信の速さに感心しました。(IT系なので、人とは感動するツボが異なっていたりします・・・。)
その後、希少動物のVR(バーチャル・リアリティ)動画を体験しました。右手にセンサーを装着して、専用ゴーグル越しに前方を見ると、絶滅危惧種のサル達が群れていました。右手にはバナナが出現するので、それを放り投げると、サルがそれを拾います。
その他にもいろいろな動物が出現しますが、ネタバラシになってしまうので、これ以上は書きません。
日本館の360度スクリーン
日本館は1時間ほど並んで入場しました。
ここ60年ほどの日本の生活環境の変化を展示していました。
各種家電の実物展示もありましたが、個人的に初代任天堂ファミリー・コンピューターやNECのPC-9801VMなどに郷愁を感じました。(オタクですね。)
話題の360度スクリーンですが、確かに圧巻です。
視界全てが空中や海中になってしまうのですから、感覚が変になりそうです。ただ、もう少し長い時間楽しめると良かったのですが・・・。
その後も各種の外国館などを見学しました。会場が広いため、混雑していても、それほど圧迫感はありませんでした。食事などもスムーズに取れました。
また、万博の公式サイトでは、携帯で各パビリオンごとの待ち時間表示をしているので、これを利用している人は多かったですね。
ちなみに、私は仕事を抱えてしまったため、ノート・パソコン持参で出掛けましたが、AirHの通信環境は良好でした。
2005年5月2日 遠山桂
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