ネットの脆弱性
インターネットが普及して、いろいろと便利になってきました。
ショッピングの前に販売価格を調査したり、旅行の予約をしたり、いろいろな調べ物にも重宝します。
携帯メール等もインターネットを利用しているので、人々のライフスタイルに大きな影響を与えていると言えるでしょう。
私の業務にも、インターネットは欠かせません。
このホームページで情報発信を行い、メールの問い合わせ数もコンスタントに頂いております。
(今のところ地元での業務依頼はほとんど皆無状態ですが、ホームページからの依頼は全国から継続的に頂いております。)
内容証明の発送も、日本郵政公社が運営する電子内容証明郵便サービス(e内容証明)を利用しています。
ご入金管理や各種振込みは、銀行のインターネットバンキングサービスを利用しています。
場合によっては、一日中パソコンの前に張り付いて、家から一歩も出ない日もあります。
便利さと不健康さは紙一重なのかなと思うときもあります。(笑)
ここまでインターネットに依存すると、そのセキュリティや信頼性について思うところもあります。
パソコンやインターネットは、先端技術を早いサイクルで安価に提供するため、結構無理をして提供されているところがあります。
妙に初期不良が多かったり、トラブルが多発するのも愛嬌のように言われています。
単なるホビーユースとして利用する場合には、それも許せるかもしれませんが、ビジネス利用の場合はそうもいきません。
トラブルや機能停止など、あってはいけない事です。
私のホームページではクーリングオフに関する内容証明も承っていますが、期日までに手続を終えないと重大問題になってしまいます。
ある日、内容証明をいつも通りe内容証明から手続して発送しようとしたところ、サーバートラブルで不通になっていました。
いつ復旧するかわかりません。
数時間で復旧するような気もしましたが、万一復旧しなかったら責任問題です。
そこで郵便局へ書面を持ち込んでの発送方法に切り替えました。
郵便局の業務終了時間も迫っていて、かなり焦りまくって手続を進めました。
受付時間ギリギリに郵便局へ駆け込んで、何とか間に合わせました。
相当に冷や汗もかきましたが、責任を果せて安堵しました。
それから帰宅してインターネットを確認したら、e内容証明は何事も無かったように復旧していました。
なんか、どっと疲れが出てきました。
インターネットが不安定なために、こうした陽の目を見ない余計な労力とかコストは数多くあるだろうなと感じた一日でした。
2003年10月5日 遠山桂
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