悪質な電話勧誘撃退の切り札?
日中に家でくつろいでいる時、または職場で慌しく仕事をしている時、突然電話が鳴って受話器を取ってみると、悪質なセールスの勧誘だったという経験はありませんか?
こちらの都合はお構いなしに、一方的にいろんな勧誘をしてきます。
「旅行の権利が手に入るから話を聞いてください。」
「仕事を斡旋するから、資格教材を購入しませんか?。」
「これから流行する輸入品の販売をしてみないか?。」
「あなたを悪徳業者の名簿から削除してあげる。」
そんな電話を取ってしまったら、それだけで気分が悪くなります。 特にそれが朝だったら、もう一日がブルーになってしまう事もあるでしょう。
個人的対策としては、いろいろな断り方があるでしょう。
・問答無用でガチャリと切る。
・今は忙しいので後でかけ直すからと言い、相手の電話番号を聞く。
( 非通知でかけてくる業者は、大抵はこれで退散します。)
・相手が喋っていても、必要ありませんと叫んで切る。
こんなやりとり、誰だってしたくないですよね。
そんな問題を解消してくれそうな法案が、アメリカで審議されているようです。以下は6月28日の毎日新聞WEBからの引用です。
<引用開始>
ブッシュ米大統領は27日、ホワイトハウスでの会見で、「迷惑な電話セールスを防ぎ、米市民が個人や家族の貴重な時間を存分に過ごせるよう手助けする」と述べ、「電話セールス撃退作戦」を始めると発表した。電話による商品やサービスのセールス・勧誘を受けたくない人に米連邦取引委員会(FTC)が作成する名簿に登録してもらい、業者が登録した人に電話セールスをした場合には、最高1万1000ドル(約132万円)の罰金が課せられる。
<引用終わり>
こんな法律が日本でも制定されたら、電話に出るストレスもかなり軽減されますね。悪徳業者が該当者に電話するだけで罰金になるわけですから、不要な勧誘電話は激減します。
ぜひ、実現してほしいものです。
2003年6月29日 遠山桂
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